おとこ:さん
おんな: おとこの ひとは、 どう しますか。
おとこ: ふたりとも、 ゲームの やりかた、 わかった?
おんな 1(こども): うーん、 だいたい。
おとこ: じゃ、 ちょっと れんしゅうしよう。 はじめの カードは、 クイーン、 「じゅうに」。
おんな 1: じゃ、 わたしも 「じゅうに」が あるから、 これ、 だしても いい?
おとこ: だめ だめ。 「じゅうに」は だめ。 「じゅうに」より おおきくなければ だせないんだよ。
おんな 1: じゃ、「パス」。
おとこ: そうそう、 なければ、「パス」って いうんだよ。 はい、 じゃ、 つぎ。
おんな 2: えっと、 「じゅうさん」
おとこ:オッケー。 じゃ、 つぎは、 ぼくね。 「いち」。
おんな 1: ええっ? 「いち」?
おんな 2:「いち」は 「じゅうさん」より ちいさいよ。
おとこ: うん、 いいんだ。 「いち」はね、 「じゅうさん」より おおきいの、 この ゲームでは。
おんな 1: ええっ、 そうなの?
おんな 2: きい てないよ。
おとこ: そうだった? ごめん ごめん。 「じゅうさん」の カードが でた ときだけ、 いちが だせる んだ。
おんな 2: ふうん。 「じゅうさん」の ときだけ、 いいのか。
おんな 1: じゃ、 「いち」の あとは 「に」を だしても いいの?
おとこ: うん、 いいよ。
おんな 1: じゃ、 「じゅうさん」が でた とき、 その あとに 「に」を だしても いいの?
おとこ: それは、 だめだよ。 「じゅうさん」の あとに だせるのは、 「いち」だけだよ。
おんな 1: でも、 「いち」が でたら、 「に」でも いいんでしょ?
おとこ: そう、 「いち」の あとなら、 だいじょうぶだよ。
おんな 1: わかった。 じゃ、 わたしは 「に」。 はい、 つぎの ひと。
おんな 2: じゃ、 わたしは 「ろく」。
おとこ: ぼくは、 「きゅう」。
おんな 1: じゃ、 「じゅういち」。
おんな 2: じゃあねえ、 「じゅうさん」。
おとこ: えっ、 また 「じゅうさん」か。 つよいなあ。
男:3
女:男の人は、どうしますか。
男:二人とも、ゲームのやり方、わかった?
女1(子供):うーん、だいたい。
男:じゃ、ちょっと練習しよう。初めのカードは、クイーン、12。
女1:じゃ、私も12があるから、これ、出してもいい?
男:だめだめ。12はだめ。12より大きくなければ出せないんだよ。
女1:じゃ、「パス」。
男:そうそう、なければ、「パス」って言うんだよ。はい、じゃ、次。
女2:えっと、13
男:OK。じゃ、次は、僕ね。1。
女1:ええっ?1?
女2:1は13より小さいよ。
男:うん、いいんだ。1はね、13より大きいの、このゲームでは。
女1:ええっ、そうなの?
女2:聞いてないよ。
男:そうだった?ごめんごめん。13のカードが出た時だけ、1が出せるんだ。
女2:ふうん。13の時だけ、いいのか。
女1:じゃ、1のあとは2を出してもいいの?
男:うん、いいよ。
女1:じゃ、13が出た時、そのあとに2を出してもいいの?
男:それは、だめだよ。13のあとに出せるのは、1だけだよ。
女1:でも、1が出たら、2でもいいんでしょ?
男:そう、1のあとなら、大丈夫だよ。
女1:わかった。じゃ、私は2。はい、次の人。
女2:じゃ、私は6。
男:僕は、9。
女1:じゃ、11。
女2:じゃあねえ、13。
男:えっ、また13か。強いなあ。
おんな: おとこの ひとは、 この あと、 どう しますか。
おとこ:a. 「じゅうさん」が あれば、 その カードを だします。
おとこ:b. 「じゅうさん」が なければ、「パス」と いいます。
おとこ:c. 「いち」が なければ、「パス」と いいます。
おとこ:d. 「に」が あれば、 その カードを だします。
女:男の人は、このあと、どうしますか。
男:a.13があれば、そのカードを出します。
男:b.13がなければ、「パス」と言います。
男:c.1がなければ、「パス」と言います。
男:d.2があれば、そのカードを出します。