6 じしん Earthquake

sound text 6 じしん
    sound text sound text  日本はじしんの多い国である。 sound text 1年間に千回ぐらいある。 sound text この回数を聞くと、外国人はたいていびっくりする。 sound text しかし、日本人は小さいじしんなら、あまり心配しない。 sound text 日本ではじしんの研究が進んでいるので、丈夫なたてものが多い。 sound text だから、じしんがあっても、たてものがたおれることはあまりないのである。 sound text お寺や大仏など、むかしの古い物もたおれずに、たくさんのこっている。
    sound text sound text  もし、じしんがおきたら、どうしたらいいのか。 sound text 火を使っていれば、すぐその火をけさなければならない。 sound text 家がたおれるより火事になる方が危険なのである。 sound text それから、戸やまどを開けて、外へ出る用意をした方がいい。 sound text しかし、じしんがおきても、すぐ外へ出ない方が安全である。 sound text もし、上から何かおちて来たら、危ないから、つくえやベッドなどの下に入る。 sound text 1分ぐらいたてば、じしんが続いていても、大丈夫だから、火やガスなどが安全かどうか、しらべる。 sound text 大きいじしんがあった時は、ラジオやテレビで放送するから、よく聞いて、正しいニュースを知ることが大切である。
    sound text sound text  外にいる時、じしんがおきたら、たてもののそばを歩かない方がいい。 sound text 特に高いビルのそばは危険である。 sound text まどのガラスがわれて、おちて来ることが多いからである。
    sound text sound text  じしんがいつおきるのか、知ることはまだむずかしい。 sound text むかしから、動物がうるさく鳴いたり、物を食べなくなったりすれば、じしんがおきるという話もある。 sound text しかし、ほんとうかどうか、研究しなければ、わからないことがたくさんある。 sound text 科学は進んだが、じしんの予知は、まだむずかしいもんだいである。