日本人が毎日つかっている文字には、かんじと、ひらがなと、かたかながあります。
ローマ字もありますが、文の中ではあまりつかいません。
かなは、ことばの音をあらわします。
たとえば、「まど」の「ま」という音は、「まえ」の「ま」とおなじです。
しかし、かんじは、かなとちがって、いみもあらわします。
たとえば、「木」は「き」という音をもっていますが、「 」といういみもあります。
「気」も「き」とよみますが、いみがちがいます。
日本人每天使用的文字裡有漢字,平假名,片假名。
雖然也有羅馬字,但在文章中不怎麼常用。
假名用來表音。
例如「まど」的「ま」與「まえ」的「ま」是同樣一個音。
但是漢字和假名不同,漢字還能表意。
例如「木」有「き」的音,也有樹木的意思。
「気」雖然也讀做「き」,但是意思不同。
かんじは、中国で生まれた古い文字です。
日本人は、1700年ぐらい前に、かんじを知りました。
かんじを知る前に、日本には文字がありませんでした。
日本人は、中国語のはつおんにちかいよみ方で、かんじをよみました。
たとえば、「水」は「すい」とよみました。
しかし、日本語にも、おなじいみをあらわす「みず」ということばがありました。
今、「水」にはよみ方が二つあります。
「すい」というよみ方は、音よみといって、「みず」というよみ方は、くんよみといいます。
漢字是在中國產生的古老文字。
日本人約在1700年前知道了有漢字。
在曉得有漢字之前,日本並沒有文字。
日本人用與中文不同的唸法來唸漢字。
例如「水」讀做「すい」。
但在日語裏, 原本就有同樣意思的「みず」的辭彙存在。
所以現在的「水」會有2個讀法。
讀做「すい」的唸法叫做音讀,讀做「みず」的唸法叫做訓讀。
日本人は、はじめ、かんじだけで文を書きました。
しかし、このやり方は、あまりよくありませんでしたから、あとで、かなをつくって、つかいました。
かたかなは、かんじのいちぶをとって、つくりました。
日本人最初只用漢字寫文章。
但這種方法並不太好,所以之後就發明假名使用。
假名是取漢字的一部分做成的。
(れい)多一夕 知→チ 川→ツ 天→テ 八→ハ 万→マ 三→ミ 女→メ 良→ラ
ひらがなは、かんじのぜんたいのかたちをかえて、つくりました。
(例)多→タ 知→チ 川→ツ 天→テ 八→ハ 万→マ 三→ミ 女→メ 良→ラ
平假名是將漢字整體的形狀改變做成的。
(れい)安→あ 左→さ 太→た 知→ち 川→つ 天→て 女→め 良→ら
(例)安→あ 左→さ 太→た 知→ち 川→つ 天→て 女→め 良→ら
かなが生まれてから、日本語の文は、あたらしい書き方になりました。
そして、かんじは、ほんとうに日本語のいちぶになりました。
自從有了假名之後,日語的文章有了新的寫法。
之後,漢字就真正地成為日文的一部分了。