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日本には、おぼんや正月が近くなると、世話になった人や目上の人などに物をおくるしゅうかんがある。
おぼんにおくる物を「お中元」といい、年の終わりにおくる物を「おせいぼ」という。
在日本,當快接近于蘭盆節及過年時,有送禮給平日照顧自己的人及長輩的習慣。
于蘭盆節送的禮叫做「中元」,年終送的禮物叫做「歲暮」。
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これは、むかし、おぼんや正月に先祖の祭りをした行事にかんけいがある。
先祖を大切にするのと同じ気持ちで、世話になった人や目上の人にあいさつをし、おくり物をしたのが、この「お中元」や「おせいぼ」の始まりである。
むかしは生活に必要な物、たとえば、米や魚などをおくることが多かった。
そのしゅうかんは、今ものこっていて、食料品をおくることが一番多い。
這是和從前于蘭盆節及過年時祭祀祖先的習慣有著淵源。
「中元」及「歲暮」的起源是人們以尊敬祖先的心情,來對平日照顧自己的人或長輩表達敬意,餽贈禮物而來的。
從前的人大多是贈送些生活上的必需品,如米或魚等等。
這種習慣到現在也保留著,所以,現在也以贈送食品為多。
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外国人の中には、「日本人は、物をあげたり、もらったりするのが好きな国民だ。」と言う人もいる。
外国の人に日本人のこのしゅうかんを、りかいしてもらうのは、むずかしいかもしれない。
しかし、このようなおくり物には、「いろいろお世話になりました。しんせつにしてくださって、ありがとうございました。あなたにたすけていただいたので、いい生活ができました。これからもよろしくおねがいします。私のお礼の気持ちをこのプレゼントといっしょにおくります。」という意味があるのである。
外國人當中也有人會說「日本人是喜歡送禮及收禮的民族。」。
要讓外國人理解這種習慣或許有些困難。
在這樣的贈品裏包含著「受到您許多照顧。謝謝您親切的照顧。因為您的幫助,使我能過著好日子。此後也請您多多關照。隨著這分禮物,一併表達我的感謝之意。」
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外国でも、しんせつにしてもらった時や助けてもらった時に、その人にプレゼントをおくって、かんしゃの気持ちをあらわすことがあるだろう。
それと同じである。
日本人の中には、しんせつにしてもらった時だけでなく、おぼんや年の終わりにもおくり物をする人がいるのである。
在外國,當受到別人親切的照顧或接受到幫助時,也有贈送對方禮物以表達謝意的習慣吧。
與這種習慣相同。
日本人當中, 也有人不只在受到親切的照顧時送禮,也會在于蘭盆節及年終時送禮。
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