なつになると、日本の町や村で「おぼん」の行事が見られます。
おぼんというのは、年中行事の一つです。
7月にする地方もありますが、いなかでは、たいてい8月13日から15日ごろにします。
人びとは、おぼんになると、なくなったかぞくや先祖がうちへかえって来るとかんがえています。
このおぼんの間、人びとは食べ物などを用意して、先祖をうちにむかえるのです。
つぎにしょうかいするのは、長野県の村の行事ですが、ほかのいなかのおぼんも、これとにています。
一到夏天,日本的城鎮或村莊裏可以看得到「于蘭盆節」的行事。
所謂于蘭盆節,是指日本年中的慶典之一。
依地方的不同,雖然有在7月舉行行事的地方,但在鄉下,大都在8月13號到15號左右舉行。
人們一直認為在于蘭盆節的時候,已經逝去的家族及祖先會回到家裏。
所以在這期間,人們準備了食物等等迎接祖先們回家。
以下要介紹的是在長野縣的村莊所舉行的于蘭盆節的慶典。其他鄉村的于蘭盆節慶典也大多與此類似。
おぼんの日が近くなると、人びとは、家の中にたなを作って、その上に、花やおかしややさいをのせます。
先祖が家へかえって来る時は、乗り物がいるから、用意しなければなりません。
乗り物は馬と牛です。
馬はきゅうりで、牛はなすで作ります。
家へかえって来る時は、足の早い馬に乗ります。
おぼんがおわって、家を出て行く時は、足のおそい牛に乗ります。
13日の夕方、門のところで火を用意して、家の前を明るくします。
これを「むかえ火」といいます。
家の前が明るいと、どこにあるか、よくわかって、先祖がまっすぐかえって来られるのです。
そのよるは、かぞくやしんるいの人びとが集まって、なくなった人たちのことを思い出しながら、いろいろな話をします。
家の外では、広場や学校の庭などに人びとが集まって、よるおそくまでにぎやかに「ぼんおどり」をします。
當快接近于蘭盆節時,人們會在家中架起祭壇的架子。在上面擺設著鮮花,點心及蔬菜等等。
人們覺得祖先要回來家裏時,大概會用到騎乘工具,所以覺得必須為他們做準備。
所謂騎乘工具,就是馬和牛。
人們用小黃瓜做馬,用茄子做牛。
如此在祖先回來家裏時可以騎腳程快的馬。
在于蘭盆節結束離開家時,可以騎腳程慢的牛。
在13號的傍晚,人們會在門口準備火炬照亮家門。
這火稱為「むかえ火」(迎接火)。
家門口變亮了,祖先們就知道自己家在何處,可以立刻回來。
在那天晚上,家族及親戚聚集一堂,懷念及談論著逝世的家人。
在屋外,人們聚集在廣場或校園裏,熱鬧地跳著于蘭盆節所跳的舞蹈直到深夜。